ストーブ購入前のQ&A ストーブ購入後のQ&A 
Q1他の暖房機器との違いは?Q1薪について 良い薪とは?
Q2薪ストーブの設置費用はどのぐらいですか?Q2薪はどのぐらい使いますか?
Q3火災の危険性は?Q3煙突掃除は必要ですか?
Q4どれくらいの大きさのストーブが良いですか?Q4薪ストーブの上手な焚き方とコツは?
Q5薪ストーブは環境に優しい、エコ?Q5消火の方法は?
Q6ペレットストーブとは?Q6部屋が暖まらない?
Q7オルスバーグから直接購入出来ますか?Q7部屋が暑すぎる?
Q8古い製品のパーツは入手可能ですか?Q8燃焼時間が短いのは何が原因ですか?
Q9なぜ部屋に煙が逆流するのですか?

ストーブ購入前のQ&A

Q1  他の暖房機器との違いは?
A1
電気ストーブ、灯油ストーブ、ガスストーブ、エアコンなどと大きな違いは、薪ストーブは燃焼するときの輻射熱とともに放出される遠赤外線で家中を暖め、身体も芯から温めます。エアコンやファンヒーターのように室内が過度に乾燥することもなく日だまりのような心地よい優しい暖かさが得られます。
薪ストーブには、木の燃える炎の揺らぎ、薪のはぜる音、製品の仕様・機能だけでは語る事の出来ない何物にも変え難い魅力があります。
薪ストーブは暖房器の中で唯一主役に成り得ます。家族がストーブの周りに集まり炎を囲み、昨日、今日そして明日のことを語りあい絆が強まります。ストーブのゆらめく炎を見ているだけでも癒され、心が落ち着くものです。また、木を切り、薪を割り、乾燥させるプロセスだけでも身体が暖まります。


Q2  薪ストーブの設置費用はどのぐらいですか?
A2
薪ストーブの設置費用には、本体とは別に煙突部材費と、工事費、運搬費などの金額が加わります。
薪ストーブ本体と煙突部材、工事費合わせて標準的な費用は、70万円から120万円程度。
忘れてはならないのは、毎年の煙突掃除費用や薪購入費用が別途掛かることです。
内訳概要:
[ ストーブ本体価格:20万円~100万円]

ストーブ本体の価格はピンからキリまで、5万円前後から自然石を使用しものやビルトインタイプなど100万円前後まで様々です。
機種選定の際は、好みのデザイン、家の構造、機密性、断熱材、暖房する部屋面積などの条件を考慮して十分な容量の機種を専門家と相談のうえ決定する事が肝要です。

[煙突部材、工事費:40万円~]
・煙突は最終的に屋根上まで立ち上げますので、平屋、二階建て、三階建てなど家の造りや周りの環境などで煙突の長さが違ってきますので設置する家屋ごとに費用は変動するでしょう。また、安価なシングル煙突を使用せず現在では薪ストーブの能力を充分発揮させるためと、防火安全のためや、タールなど付着しにくい断熱二重煙突が多く使われていますので費用は変動致します。
・工事費は依頼する専門業者により異なりますが、壁抜きの場合の断熱材(眼鏡石)、屋根抜き煙突周りのタルキ加工手間、浸水防止の雨仕舞の屋根板金加工手間、そして薪ストーブが置かれる炉台工事、ストーブ本体後部・側面の防火措置などです。

[炉台・炉壁:5万円~]
炉台には耐火ガラス、コンクリート、レンガ、タイル、石など様々な素材が使われますが、それによって金額は変わってきます。

薪ストーブ本体の値段よりも煙突部材費、設置工事費の占める割合が大きいことがわかります。薪ストーブの値段に50~80万円の金額を加えたものが薪ストーブ設置費用の目安となります。


Q3  火災の危険性は?
A3
燃焼中にストーブが火災を起こす可能性は極めて低いです。

ストーブ本体の鉄の中で火を焚いていますので、扉などから炎が飛び散ることはありません。万が一飛び出しても炉台がストーブの下に敷いてありますので安全です。
ストーブの火災事例のほとんどは、煙突からの出火(煙道火災)です。
湿った薪を焚いたり、煙突掃除を怠ったり、屋外にシングル煙突を使用したりして燃焼が悪くなったりした場合、煙突内にススが溜まり引火して高温で燃焼し煙突から火を噴く症状です。煙突の掃除が必要です。


Q4  どれくらいの大きさのストーブが良いですか?
A4
暖房する床面積、吹き抜けの高さ、天井の高さ、家の機密性、地域の気象などによって異なります。
オルスバーグの暖房面積の目安として、天井高2.5Mにて70 W/m2での計算目安としています。


Q5  薪ストーブは環境に優しい、エコ?
A5
ガソリン、灯油、軽油や薪などの燃料を燃やすと必ずCO2(二酸化炭素)を排出します。
CO2の排出量が最も少ないのが薪燃料です。
灯油やガソリンなどは地下から取り出した石油から作られ、この地下にあった物質を燃やすことで発生するCO2は、元から地上に無かったものなので、地上のCO2濃度は増加し、地球温暖化の原因になります。
一方、薪燃料もCO2を排出しますが、木は薪燃料になるまで成長するのにその排出された空気中のCO2を吸収して育つため、完璧な循環サイクルが成り立ち、結果的に地上のCO2濃度は変化しません。もともと木は地上にあるもので地下から掘り出した埋蔵資源とは異なります。この木と薪のCO2サイクルのことを「カーボンニュートラル」と呼びます。
この、植物資源から作り出されたバイオマス薪燃料が今見直されています。
一方、停電も関係なく暖房ができます。


Q6  ペレットストーブとは?
A6
ペレットストーブと薪ストーブの違い

薪ストーブが薪を燃やすストーブであることに対し、ペレットストーブは木質ペレット燃料だけをストーブ内部のタンクに貯蔵して、自動的に、室温設定、火力設定、タイマーを設定し自動燃焼します。長時間手を掛けずに電気的に制御して自動燃焼しますので取扱いが簡単です。
ペレットストーブに使用される木質ペレットとは、原料に、有害物質に汚染されていない間伐材などの木材を原料として、乾燥→破砕→圧縮成形によって固形化(接合剤は一切使用しておりません)した燃料で、ペレット燃焼機器に使用されます。
この、植物資源から作り出されたバイオマス薪燃料が今見直されています。


Q7  オルスバーグから直接購入出来ますか?
A7
オルスバーグの各営業所、又は、弊社の各代理店におたずねください。


Q8  古い製品のパーツは入手可能ですか?
A8
オルスバーグ製品は、生産終了後少なくとも10年間は全てのパーツを供給しています。

ストーブ購入後のQ&A

Q1  薪について 良い薪とは?
A1

  1. 充分乾燥していること。
    良く乾燥した薪は、火付きがよくタールがあまり出ません。湿った薪は、火付きが悪く、熱が水分の蒸発に取られてしまうだけでなく、燃える為に多量の空気を必要とするのでせっかく発生した熱も煙突から逃げてしまいます。更に、ススやタールが多量に発生し、煙道火災の原因にもなります。
  2. できれば広葉樹の薪。
    <広葉樹>:火持ちが良く、ススやタールの発生が少ない。ナラ、クヌギ、ケヤキ、カシ、ブナ、サクラなど。
    <針葉樹>:火持ちが悪く、ススやタールの発生が多い。焚きつけ用に適している。マツ、スギ、ヒノキ、モミなど。
  3. 1年~2年乾燥させる。
    ストーブに入る長さを確認し、玉切りし、風通しの良い場所に山積みして1年から2年乾燥させる。
  4. その他の木質燃料。
    おがくずを固めて作った人工薪(ブリケット)が使用できます。カロリーが高いため焚き過ぎに注意が必要です。
  5. 使用してはいけない燃料。
    合板(接着剤、塗料(防腐剤を使用したもの)紙パックなどコーティングされた紙、電柱、枕木、塩水に浸かった流木、竹など。


Q2  薪はどのぐらい使いますか?
A2
地域の気温などの条件や薪の種類、ストーブの大きさ、焚く時間、焚き方によって大きく当然変わってきます。更に、焚き方やその家庭のライフスタイル(24時間人がいるのか、昼間は誰もいないのか)などでも大きく変わってきます。
設置をお願いする薪ストーブショップに諸条件を説明して、およその目安を教えてもらうのが確実でしょう。
一日薪2束~5束が目安でしょうか。


Q3  煙突掃除は必要ですか?
A3
薪ストーブライフに欠かせない手間は、煙突掃除です。
薪ストーブを焚く頻度、焚いている薪の種類、焚き方などなどによって煙突に付着するススなどに違いはありますが、年に1度が基本です。

煙突: 年一回
ストーブ内部:年一回
煙突接合部:年一回
ガラス窓:都度


Q4  薪ストーブの上手な焚き方とコツは?
A4
ストーブのモデルによって特長は異なりますが、基本的には薪と空気の調整をしながら燃焼させます。
燃焼させるには、薪と新鮮な空気が必要であり、そのどちらかが欠けても火は消えてしまいます。
次は、暖められた空気は軽くなり上昇して行きます。ストーブの空気調整レバーを調節して火室内に新鮮な空気を送り込んだり出口の空気の流れを良くしてやります。また、薪の大きさや積み方も気を付けます。空気は下から上へと流れますのでなるべく下側に空気の取り入れをすると良いでしょう。
後は経験に伴ったカンが重要でしょう。その日の気温、湿度、薪の種類や乾燥具合、気象状況などによって火のつきや燃え方が違って来ます。

着火の基本的な方法:
・細い焚きつけ薪数本と着火剤か新聞紙を用意します。
・火室の底に丸めた新聞紙か固形着火材をおいて細めの薪を並べ、またその上に数本重ねます。
・新聞紙か固形着火剤に火をつけます。
・空気調整レバーを全開にします。
・勢いがついたら中ぐらいの薪、それがしっかり燃えたら太めの薪、という具合に徐々に太い薪に移行して燃焼します。
・本格運転に入り、空気調整レバーを閉めて空気の流れを控えめにして熾火(おきび)を作ります。

★薪は良く乾燥したもの80%以上を使用しましょう。


Q5  消火の方法は?
A5
燃焼に必要なのは燃料と空気です。この二つをなくせば火は簡単に消えます。
まずは消火に近づいたら薪を足さないこと、そして火室内に空気を送り込まないこと。これは、空気調整レバーを全閉して空気の流れをなくしそのまま放っておけばそのうち消火します。下手に熾火を火消し壺などに移したりするよりは、密閉型ストーブにおいたままの方がかえって安全です。また間違っても水をかけて消さないこと。


Q6  部屋が暖まらない?
A6
・希望室温度が高すぎませんか? 煙突が詰まっていませんか?
・煙突は詰まっていませんか?
・一次空気調整レバーが閉じていませんか?
・煙突のドラフトが低すぎませんか?
・薪は充分乾燥していますか?


Q7  部屋が暑すぎる?
A7
・空気調整レバーが開いていませんか?
・灰取り口など全てのドアーがきちっと閉まっていますか?
・ドラフトが高すぎませんか?
・ストーブ容量が暖房する部屋の広さに対して大きすぎませんか?


Q8  燃焼時間が短いのは何が原因ですか?
A8
・大きな薪は小さな薪より長く燃焼します。堅木を切って割り、そして約12ヵ月以上乾燥してください。
・ドラフトが強すぎませんか? 強すぎるドラフトは不十分な燃焼の原因になります。
・一次燃焼空気調整レバーは徐々に閉じてください。炎が安定したら完全に閉じてください。
・火床を開けたまま使用しないで下さい。開けたまま使用すると過燃焼になります。


Q9  なぜ部屋に煙が逆流するのですか?
A9
・充分に乾いていない薪は煙突が排出できる以上の煙を排出します。
・お風呂場や台所の換気扇を動かしていませんか? 燃焼に必要な空気が煙突から逆流します。
・ストーブに専用のパイプで外気を取り入れていれば安定した燃焼ができます。(換気扇などの影響はうけません)
・使用する前は,ダンパーや焚き付け用空気レバーは開けてください。また,ドアはゆっくりと開けることが重要です。
・煙突の曲がりと横引はドラフトを減少させます。
・煙突が短すぎると充分なドラフトは得られません。
・煙突が冷たすぎると全く機能しなかったり、充分なドラフトが得られません。
・煙突は本体と正しく接続していること、そして本体に合った煙突径の煙突を使用することをご確認ください。